Twitter
Facebook
トップ
ニュース
解説
物語
アラン・レネ
スタッフ・キャスト
スペシャル
追悼
劇場情報
STORY
イギリス、ヨークシャー郊外。

ジョルジュ・ライリーはカリスマ的な魅力を持つ教師。
開業医をしているコリン(イポリット・ジラルド)とその妻カトリーヌ(サビーヌ・アゼマ)。コリンは生真面目な男で、カトリーヌが若いころにジョルジュの恋人だったことを知る由もない。
リッチなビジネスマンであるジャック(ミシェル・ヴュイエルモーズ)はジョルジュの10代のころからの大親友。妻のタマラ(カロリーヌ・シオル)は良妻賢母で、夫の浮気も知らないふりをしている。
ジョルジュの元妻であるモニカ(サンドリーヌ・キベルラン)は、彼の八方美人ぶりに耐え切れず夫を捨て、農夫シメオン(アンドレ・デュソリエ)と新しい生活を始めていた。
春
始まりは、コリンがジョルジュの余命がいくばくもない事実を妻に明かしてしまったことだった。このショッキングなニュースはおしゃべりなカトリーヌによって瞬く間にみんなの秘密となる。
地元の素人演劇一座で4人芝居をすることになっているコリン、カトリーヌ、タマラは、突然降板することになったもう一人の代役にジョルジュを引っ張り出すことに成功。
夏
ジャックはモニカにジョルジュの元に戻って最期を看取ってほしいと懇願し続ける。最初は拒んでいたモニカだが、シメオンとの関係に疑問を感じていたこともあり気持ちが徐々に傾いていく。4人芝居の舞台ではジョルジュとタマラのラブシーンが用意され、リハーサルごとに二人の関係は親密になっていく。
秋
芝居は成功に終わった。
ところが、愛すべき友人ジョルジュの最期の時間を有意義なものにすべく一致団結していた三組の関係は、おかしな方向に向かっていく。
ジョルジュがモニカ、タマラ、キャサリン三人それぞれに最後のバカンスをスペインのテネリフェ島で過ごそうと誘っていたのだ。女たちは次第にその気になり、それを知った男たち三人は不覚にも動揺し右往左往する。
さて、ジョルジュはテネリフェ島へ誰を連れていくことになるのだろうか???