Cast

マルゲリータ・ブイ
(アンナ)
Margherita Buy

ヴァレリア・ゴリーノ
(カルラ)
Valeria Golino

アンドレア・ピットリーノ
(ヴァレリオ)
Andrea Pittorino

ブリュノ・トデスキーニ
(マチュー)
Bruno Todeschini

イザベル・ユペール

マルゲリータ・ブイ
(アンナ)

Margherita Buy


1962年1月15日、イタリア・ローマ生まれ。シルヴィオ・ダミーコ国立演劇芸術アカデミーで学ぶ。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞を7回、イタリア・ゴールデングローブ賞を5回、ナストロ・ダルジェント賞を8回受賞するなど、イタリアを代表する女優。 1986年、スクリーンデビュー作のニーノ・ビザーリ監督「La seconda notte」で、イタリア・ゴールデングローブ賞Best Breakthrough Actressを獲得。 主な出演作は、ダニエレ・ルケッティ監督『イタリア不思議旅』(88)、「La settimana della sfinge」(90)、セルジオ・ルビーニ監督『殺意のサン・マルコ駅』(91)、クリスチナ・コメンチーニ監督『心のおもむくままに』(95)、ジュゼッペ・ピッチョーニ監督『もうひとつの世界』(98)、ジョヴァンニ・ヴェロネージ監督『イタリア的、恋愛マニュアル』(05)、ジュゼッペ・トルナトーレ監督『題名のない子守唄』(06)、シルヴィオ・ソルディーニ監督『日々と雲行き』(2017年Viva!イタリアVOL.3/07)等。 2009年、フランチェスカ・コメンチーニ監督『まっさらな光のもとで』(F/09)では第66回ヴェネチア国際映画祭パシネッティ賞女優賞を受賞。他に、ナンニ・モレッティ監督『ローマ法王の休日』(11)、フェルザン・オズペテク監督『異人たちの棲む館』(F/12)、ジュゼッペ・ピッチョーニ監督『ローマの教室で~我らの佳き日々~』(12)、マリア・ソーレ・トニャッツィ監督『はじまりは5つ星ホテルから』(13)、ナンニ・モレッティ監督『母よ、』(15)、マリア・ソーレ・トニャッツィ監督『私と彼女』(F/15)、ジュゼッペ・ピッチョーニ監督『かけがえのない数日』(16/イタリア映画祭2017上映)、アレックス・インファセリ監督「Piccoli crimini coniugali」(17)等がある。

アンドレ・マルコン

ヴァレリア・ゴリーノ
(カルラ)

Valeria Golino


1966年10月22日、イタリア・ナポリ生まれ。10代でモデルの活動をはじめ、1983年にリナ・ウェルトミューラー監督「Scherzo del destino in agguato dietro l'angolo come un brigante da strada」で女優としてデビュー。 1986年にフランチェスコ・マゼッリ監督「Storia d’amore」で第43回ヴェネチア国際映画祭女優賞を受賞。演技派女優として国際的評価を高め、ハリウッドに進出。 1988年にはバリー・レヴィンソン監督『レインマン』に出演し、ダスティン・ホフマンとトム・クルーズとの共演で世界的に知られる女優となる。 ジョン・フランケンハイマー監督『イヤー・オブ・ザ・ガン』(91)、ジム・エイブラハムズ監督『ホット・ショット』(91)『ホット・ショット2』(93)のコメディから、マイク・フィギス監督『リービング・ラスベガス』(95)、タランティーノ監督ら4人の映画監督によるオムニバス映画『フォー・ルームス』(アリソン・アンダース監督「ROOM 321 お客様は魔女」/95)などハリウッド大作からドラマ作品まで幅広く活躍。 英語、フランス語、ギリシャ語に堪能で、ロドリゴ・ガルシア監督『彼女を見ればわかること』(00)、ジュリー・テイモア監督作『フリーダ』(02)、オリヴィエ・マルシャル監督『あるいは裏切りという名の犬』(04)、アンドレア・モライヨーリ監督『湖のほとりで』(07)、パオロ・ヴィルズィ監督『人間の値打ち』(13)など国を超えて活躍している。 2015年には、ジュゼッペ・M・ガウディーノ監督「Per amor vostro」で再びヴェネチア国際映画祭女優賞を受賞した他、国際映画祭での受賞は60を超える実力派。さらに2013年には『ミエーレ』(F)で長編監督デビューを果たし、見事、第66回カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞受賞、第53回イタリア・ゴールデングローブ賞で新人監督賞を受賞した。

ロマン・コリンカ

アンドレア・ピットリーノ
(ヴァレリオ)

Andrea Pittorino


2002年9月5日、イタリア・ローマ生まれ。出演映画は、カルロ・ヴァンツィーナ監督「Mai stati uniti」(12)、セルジオ・バッソ監督「Amori elementari」(13)、アーシア・アルジェント監督『わかってもらえない』(F/14)、ピエトロ・レッジャーニ監督「La dolce arte di esistere」(15)、など。 テレビでも活躍しており、2000年から続くイタリアの国民的テレビドラマ『マッテオ神父の事件簿』(TV)の第7、第8シーズンに出演。

エディット・スコブ

ブリュノ・トデスキーニ
(マチュー)

Bruno Todeschini


1962年9月19日、スイス生まれ。ジュネーヴで演技を学んだ後、パトリス・シェローが芸術監督を務めていたナンテールのアマンディエ演劇学校に入学。 同窓生にはヴァンサン・ペレーズ、ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、アニエス・ジャウィらがいる。パトリス・シェロー監督「Hotel de france」(86)とジャック・ドワイヨン監督『恋する女』(87)で注目され、シェロー作品にはその後も『王妃マルゴ』(94)、『愛する者よ、列車に乗れ』(98)、『ソン・フレール -兄との約束- 』(03)に出演。 ヴァンサン・ペレーズとともにシェロー組の核をなす俳優となった。他に、アルノー・デプレシャン監督『魂を救え!』(92)、アンドレ・テシネ監督『私の好きな季節』(93)、ジャック・リヴェット監督『パリでかくれんぼ』(95)、『恋ごころ』(01)、ミヒャエル・ハネケ監督『コード:アンノウン』(TV/00)、グザヴィエ・ジャノリ監督『情痴 アヴァンチュール』(05)、諏訪敦彦監督『不完全なふたり』(05)、ジェシカ・ハウスナー監督『ルルドの泉で』(09)、セドリック・ヒメネス監督『フレンチ・コネクション -史上最強の麻薬戦争-』(F/14)等に出演。

『』…日本公開 「」…日本未公開 『』(F)…映画祭・特別上映『』(TV)…テレビ放映 『』(DVD)…DVD発売 [ ]…舞台
未来よ こんにちは
監督:イヴァーノ・デ・マッテオ「幸せのバランス」「われらの子供たち」
出演:マルゲリータ・ブイ、ヴァレリア・ゴリーノ、アンドレア・ピットリーノ、カテリーナ・シェルハ、ブリュノ・トデスキーニ
脚本:ヴァレンティーナ・フェルラン、イヴァーノ・デ・マッテオ 撮影:ドゥチオ・チマッティ 美術:アレッサンドロ・マラッツォ 音楽:フランチェスコ・チェラージ 
製作:マルコ・ポッチオーニ、マルコ・ヴァルサニア、ライシネマ
2016年/イタリア=フランス/107分/5.1ch/シネスコ/原題:LA VITA POSSIBILE/英題:A POSSIBLE LIFE/日本語字幕:吉岡芳子 
提供:クレストインターナショナル、朝日新聞社 配給:クレストインターナショナル