1958年9月１日、ベルリン生まれ。 1977年から1980年にベルリンの演劇学校エルンスト·ブッシュで学ぶ。演劇学校を卒業後、ベルリンとドレスデンの劇場でハイナー・ミュラーをはじめとする多くの劇作家たちと仕事を重ね成功した。1986年、「Der Junge mit dem großen schwarzen Hund」（ハネローレ・ウンターベルク監督）で映画初出演。これまでに映画とテレビで５０作品を越える出演作がある。 「Schtonk」(ヘルムート・ディートル監督/92)、「Nach funf im Urwald」(ハンス＝クリスティアン・シュミット監督/95)、「Die Apothekerin」(ライナー・カウフマン監督/97)、 『クレイジー』(ハンス＝クリスティアン・シュミット監督/00)、「Ab ins Paradies」(イヴァ・スファルコーファ監督/01)、「Willenbrock」(アンドレアス・ドレーゼン監督/05)、「Vier Töchter」(ライナー・カウフマン監督/06)、戦時中の南京事件で中国人を助けたジョン・ラーベの実話を映画化しドイツ映画賞を総なめした『ジョン・ラーベ』(フロリアン・ガレンバーガー監督/09)など、ドイツ映画界をリードする多くの監督たちの映画に出演している。2007年には「Frei nach Plan」（フランツィスカ・メレツキ監督）で上海国際映画祭最優秀女優賞を受賞した。

1988年、ベルリン生まれ。 9歳のときに自ら芸能事務所に応募し、二年後には『アンナ　まなざしの向こうに』（ウラ・ヴァグナー監督/00）でデビュー。続いて「Heidi」（マルクス・インボーデン監督/01）に出演。13歳の時、「Baby」（フィリップ・シュテルツェル監督/02）に主演、父親の友人を誘惑する15歳の役を演じた。固定のイメージが付くことを避ける為に、その後は同様のロリータ役を断り、「Lichter」（ハンス＝クリスティアン・シュミット監督/03）で若き煙草密輸業者役を演じる。この役で、2003年ドイツアカデミー賞にあたるローラ賞の銀賞を獲得。同年、ウヴェ・ヤンソン監督のテレビ映画『マーダー・イン・レッド』（03/DVD）に出演。2008年、ドイツ語圏の若手を対象としたマックス・オフュルス映画祭で、「Die Tranen meiner Mutter」（アレハンドロ・カルデナスA監督)と「Höhere Gewalt」（ラルス・ヘニング・ユング監督）で最優秀若手女優賞を獲得。 近年では、「Was du nicht siehst」（ウォルフガング・フィッシャー監督/09）、『穏やかな暮らし』（クラウディオ・クペッリーニ監督/10）、「Puppe, Icke & der Dicke」（フェリックス・スタイン監督/12）、その他テレビシリーズなど出演作が続いている。

1981年5月19日、ワルシャワ生まれ。 祖父母、父、妹、叔父、従兄も皆俳優という一家に育つ。テレビシリーズ「WOW」(93)「Czterdziestolatek」(93)で役者としてのキャリアをスタートした。2000年、ロシアとフランスが共同制作した「Russkiy bunt」（アレクサンドル・プロシュキン監督）で主役を演じ、以降多くの素晴らしい共演作を残すことになる女優カロリーナ・グルシュカとの最初の共演となった。2005年、テレビ映画『カロル ～ローマ法王への歩み～』（ジャコモ・バティアート監督/DVD）に参加。映画出演の他に多くのテレビシリーズに出演している。『くまのプーさん　クリストファー・ロビンを探せ！』（カール・ゲールズ監督/97/DVD）をはじめとする多くの吹き替えの声も演じている。ドリームワークス製作の『ヒックとドラゴン』(クリス・サンダース監督、ディーン・デュボア監督/10)のポーランド語吹き替え版では、主役のヒックの声を担当している。

1960年、ポーランド スキェルニェヴィツェ生まれ。 俳優としてだけでなく、舞台と映画の作家、監督として活躍している。母国ポーランド以外にも、国際的に活動の場を広げており、舞台監督作としてメルボルンでの≪リア王≫、ポーランドのジャラチャシアターでの≪The Hour Before My Brother Dies≫等がある。俳優としても多数の劇場作品、テレビ映画に出演しており、1993年、ケイト・ブランシェットが新人賞を獲得した舞台≪Kafka Dances≫にも出演した。映画出演は「Kochankowie mojej mamy」（ラドスワフ・ピポバルスキー監督/86）、『ゴールド・レイダース』（ジョン・シール監督/91/V）、「Czlowiek wózków」（マリウス・マレク監督/00）、『ボスニアの青い空』（トマス・ヴィシュニエスキ監督/02/TV）、『戦場のピアニスト』（ロマン・ポランスキー監督/02）、「Julie Walking Home」（アグニエシュカ・ホランド監督/02）、「ワルシャワ」（ダリウシュ・ガイェフスキ監督/03/F）、テレビ映画『カロル～ローマ法王への歩み』（ジャコモ・バティアート監督/05/DVD）、「Jeszcze raz」（マリウス・マレク監督/08）、「Lekcje pana Kuki」（ダリウシュ・ガイェフスキ監督/08）、「Jestem twój」（マリユシュ・グジェゴシェク監督/09）、テレビシリーズ「Rake」（レイチェル・ウォード他監督/10）、「Wygrany」（ヴィエスラフ・ サニエフスキ監督/11）、豪州、イギリス合作「Burning Man」（ジョナサン・テプリツキ監督/11）等多数。

1960年11月15日、ハンブルク生まれ。 父は俳優のハンス・ロター ル、母は女優のイングリッド・アンドレ 。ハンブルク演劇音楽大学で演技を学んだ後、舞台を中心に活動。1983年、「Eisenhaus」（タンクレート・ドルスト監督）で映画デビューし、ドイツ映画賞最優秀女優賞を獲得した。1997年、ミヒャエル・ハネケ監督の『ファニーゲーム』『カフカの「城」』に出演して以降、『ピアニスト』（01）『白いリボン』（09）などハネケ作品の常連になる。『ファニーゲーム』で夫婦を演じたウルリッヒ・ミューエと1997年に結婚。夫の遺作となった「Nemesis」（Nicole Mosleh監督/10）でふたたび夫婦共演している。その他の出演作として、『愛を読むひと』（スティーブン・ダルドリー監督/09）などがある。

1973年、ベルリン生まれ。 17歳から俳優を始め、「Banale Tage」（Peter Welz監督/92）で映画デビュー。独立系演劇グループを経て、1993年から1998年まで劇場ベルリナー・アンサンブルやベルリンのドイツ劇場でゲストとして舞台に立つ。その後、多くのTVや映画に出演し、「Der Eisbär」（ティル・シュヴァイガー、グランツ・ヘンマン監督/98）で一躍人気を博す。『ギガンティック』（セバスチャン・スキッパー監督/99）での演技が認められ、バイエルン映画賞で若手俳優に贈られる最優秀賞を受賞。2003年の大ヒット作、『グッバイ、レーニン！』（ウォルフガング・ベッカー監督）では、ローラ賞最優秀助演男優賞を獲得。最近では『アイガー北壁』（フィリップ・シュテルツェル監督/10）に出演。最新作は、「Into the White」(ピーター・ネス監督/12)。

1944年8月７日、米セントルイス生まれ。 演劇からスタートし、シカゴの喜劇集団Chicago Second Cityのメンバーとなる。映画とテレビの両方で実績を持つ俳優である。多くの出演作の中でも1986年から1988年に放送されたカルトな人気を誇るテレビシリーズ『俺がハマーだ！』『新・俺がハマーだ！』(DVD)が最も良く知られた代表作。『ジャスト・マリッジ』(ショーン・レヴィ監督/03)、『ザ・センチネル／陰謀の星条旗』(クラーク・ジョンソン監督/06)、『父親たちの星条旗』(クリント・イーストウッド監督/06)、『バーン・アフター・リーディング』(イーサン・コーエン＆ジョエル・コーエン監督/08)などの映画を始め、数々の人気テレビシリーズ『特捜刑事マイアミ・バイス』『名探偵モンク』『アグリー・ベティー』『LAW & ORDER　ロー＆オーダー』『RUBICON　陰謀のクロスワード』『ラスベガス』などにも出演し、幅広く活躍している。