監督・脚本・製作
ババク・パヤミ |
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1966年イランの首都テヘランに生まれる。
幼い頃から映画に興味を持ち、街中の映画館ではロシア、インド、イランの映画を見て、一方イギリスやアメリカの領事館に出かけては、『ピンク・パンサー』シリーズや『タクシー・ドライバー』や『ゴッドファーザー』といった英米の映画を見て、この頃から映画についてもミクスチャーな感覚を身につけていった。
その後カナダへ移住、トロント大学で映画を学ぶ。92年、カナダの若手映画人で構成されるフィルムボードの委員に選ばれ、数本の短編とドキュメンタリーを撮る。98年にイランに帰国、2000年に長編劇映画デビュー作「ワン・モア・デイ」(2001年東京国際映画祭最優秀芸術貢献賞受賞)を発表。
一躍、イランの次世代を担う才能と注目され、二作目の本作で見事、ヴェネチア映画祭で監督賞を獲得した。 |
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