めぐりあう日
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作品情報
「冬の小鳥」から6年、あの鮮烈なデビュー作を超えたもう一つの人生。 孤児となった9歳の少女が韓国からフランスへ養子として旅立つまでを繊細なタッチで描いた「冬の小鳥」。ウニー・ルコント監督は、自身の子ども時代をもとに書いたこの映画の脚本が、巨匠イ・チャンドンの心を射止め、製作も担当してもらうという幸運な監督デビューを果たす。それから6年、再び自身の人生を重ねて、心を揺さぶる本作『めぐりあう日』を生み出した。本作は、フランスを舞台に、生みの親を知らずに育った女性が30年の歳月を経て、実の母とめぐり逢うまでの日々を繊細に描く。偶然の出来事をきっかけに見えない糸に手繰り寄せられるように近づく母と娘。血のつながりの深さに胸を締め付けられるも、それぞれの新しい人生を予感させるラストシーンがいつまでも心に残る感動作。